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今回は異世界転生にありがちな話をネタにしてマンガにしました。

異世界転生物語は大枠にするとだいたいこのどれかに該当すると思います。

まぁストーリーというのは過程をどうするかだと思うので、結果はテンプレでも良いのではないでしょうか。

色んな場所に行って色んな物を見て触れる

異世界はその独特な世界観をどう表現するかだと思います。

まったく意味不明だと読者に伝わらないので、読者に理解できる範囲で変わった世界観が必要でしょう。

また、色んな物を見て回る冒険の様な楽しさが大切です。

俺つえええ!!無双

主人公がある程度強くないと見ている側は爽快感がありません。

何故なら主人公は読者と重ねて考えているので読者の分身です。

なので俺つえええ!と無双する姿は読者に爽快感を与えるでしょう。

主人公はいなくならない

奇をてらわない限り主人公がストーリーから消える事はありません。

なので結果は分かっているがギリギリの攻防というのが大切でしょう。

チート

主人公は異世界から転生する時にチート能力を得る事が多いです。

なのでチート能力をどう使って無双するかが話を面白くするポイントの一つともいえるでしょう。

オレ何かやっちゃいました?

主人公からすると当然の事をやったまでですが、その世界の人々からするとありえない事をします。

それで「オレ何かやっちゃいました?」となり、周りの人々は呆れ顔になるのです。

そのあっけらかんとした姿を楽しむのも異世界転生物語の醍醐味です。

ハーレム作り

読者層は基本的に男性が多いので、可愛い女の子が登場する事が多いです。

そして沢山の女の子と出会いハーレムを作るのが鉄板です。

これが無い異世界転生ストーリーの方が珍しいといえるでしょう。

田舎でスローライフ

優秀な冒険者だったが何かのキッカケで田舎に隠居してスローライフを送るというのもよくあります。

しかし何か事件が起きて主人公達が巻き込まれて事件を解決したり、王都の問題に関わる事になって出向くというのもよくあります。

勇者は中年になると狂う

全てをやり終え全てを手に入れた勇者は中年以降狂い出す事が多いです。

元勇者が最終ボスになるというのもよくある話です。

これは人生の序盤で良い思いをしても、後半で良い事にならないという教訓かもしれません。

世界崩壊

こうなってしまってはもうストーリーの都合上、元勇者が負けるか世界崩壊するしかないでしょう。

しかし大体は崩壊せずに元勇者が敗れる事が多いです。

ストーリーの最後が世界滅亡して終わったでは救われません。

人間は虚しい

このテンプレストーリーから人間というのは虚しいという事がお分かりいただけるでしょう。

物語を読んでいるとそう感じずとも淡々と解説されるとそう感じる人も多いと思います。